今回ReebokPumpFuryというスニーカーを題材に4種類のレンダラ
(Arnold・octane・iray・Corona)を使用しましたので
その感想を。。。
あくまで1シーンをテストしたに過ぎず、しかもそれぞれ別シーン。。。
個人的な印象になりますので
その点ご了承くださいませ!

私が重きを置いてチェックした点は。。
・RTの安定感
・マテリアル編集のしやすさ
・マルチパス
・レンダーファームなどの対応
・価格
です。

Arnold(https://www.solidangle.com/
ReebokPumpFury04
~安定感~
今回試した4種のウチ
CPUレンダラということもあり、最も安定感があり、
一度も落ちませんでした。
IPR(リアルタイムレンダリング)のレスポンスについては
4種の中では遅い部類でした。

~マテリアル編集~
はじめは少々クセがあると感じましたが
慣れてくると非常に扱いやすく自由度も高いです。
特にノードベースのマテリアルエディタを使用することで
リフレクションやラフネス・バンプなどのテクスチャをIPR上に直接表示させて
カラー調整できる点がお気に入りです。

~マルチパス~
マルチパスはArnoldではAOVsと呼びます。
種類も豊富で基本的なパスは選択するだけです。
また、カスタム設定することで独自のパスも出せます。
これには、マテリアルエディタで複雑にノードをつなぐ必要があり奥が深いです。
まだまだ把握しきれません。。。

~レンダーファーム~
私は仕事で納期の関係でレンダーファームを使用することがあります。
Arnoldは数社のレンダーファームがC4DtoA(C4D用Arnold)にすでに対応しており
いざというときに使用できます。

~価格~
今日現在で1ノードロックライセンス 790ドル(年間契約)
今回の4種内では最も高価です。
また、手持ちのPCをフル活用するためのレンダーノードは特に無く
PC台数分のライセンスを購入する必要ありです。
ここがArnoldの一番のネックなのですが
そもそもArnoldってフリーランスが使うというより
大きなプロダクションが使う印象が。。。

OctaneRender(https://home.otoy.com/render/octane-render/
ReebokOctaneTest
~安定感~
今回試した4種のウチ
リアルタイムレンダリングは最速な印象です!噂通り。
ビューをグリグリ動かしても、ライトやマテリアルを変更しても
素早く更新してくれます。ただ、GPUレンダラの宿命なのか
現時点では突然落ちることがあります。
頻繁にファイル保存するクセをつければ大丈夫。
ちなみにうちのグラボは Geforce GTX 980✕1です。

~マテリアル編集~
シェーダーの種類も豊富で必要なものは全て揃っている印象です。
設定も特にクセもなく扱いやすいです。
今回は試せてませんが、マテリアルのノードエディタも使いやすそうです。
1つのエディタウィンドウ内で全てのマテリアルを扱えるようで(3dsMaxのに似てる?)
テクスチャ&シェーダの使い回しもできそうで良いです!

~マルチパス~
マルチパスはRenderPassと呼び
種類も豊富で、基本チェックを入れるだけなので簡単です!

~レンダーファーム~
OctaneはGPUレンダラなのですが
現状対応するレンダーファームを私は知りません。
スケジュールがタイトで、大量のシーケンスを出す場合は
現時点ではちょっと躊躇してしまいます。
ただ、今後OctaneはCPU対応するという情報もありますので
そうなればレンダーファーム使用も期待しております!

~価格~
今日現在で1ライセンス+C4D用プラグイン 619ドル
Arnoldよりもフリーランス向きな印象。
レンダーファームが使用できなくても
グラボの強化+レンダーノード購入でかなり対応できるかも!
グラボ代金も枚数次第では結構な額になってしまうかな。。

iray(http://www.nvidia.co.jp/object/nvidia-iray-jp.html
ReebokPumpFuryIrayTest

~安定感~
irayはCPUとGPU両方使えるレンダラみたいですが
今回はGPUでしか試していません。GPU使用時には
現時点では突然落ちることがあります。
ただ、あくまでも個人的印象ですがOctaneより少し
安定感あるかな、と感じます。
逆にリアルタイムレンダリングのレスポンスの速さはOctaneが上な印象。

~マテリアル編集~
今回の試作ではなんとかマテリアル設定できましたが
豊富なシェーダー類などまだまだ理解不足な所が多いです。

~マルチパス~
マルチパスは基本的な部分は選択するのみですが
オブジェクトバッファやマテリアルごとのマスク素材などは
今回出すことができませんでした。まだまだ理解不足です。。
ココらへんは他のレンダラのほうが好印象~。

~レンダーファーム~
テストした時点では、まだベータ版でしたのでレンダーファームは
未対応です。でも確認したら今日現在、
NVIDIAのサイトから購入できるようです。(まだ買っていないのでどうなんだろ。。)
CPUも使用できるので、今後のレンダーファーム対応に期待です!
また、こういうサービスも出てくるようですのでGPUレンダラでも外部で、、が普通になるかもしれません。

~価格~
今日現在で1ライセンス 295ドル
安いのですが、どうも2017/12/1までの期間限定ライセンス?
iray for C4Dはまだこれからイロイロと情報出てくると思いますので
今後に注目だと思いました!

Corona(https://corona-renderer.com/
ReebokPumpFuryCoronaTest

~安定感~
CoronaはCPUレンダラなのですが
C4D版はまだAlpha版です。
現時点では、リアルタイムレンダリング中にマテリアルやライトなどいじると落ちまくりです!
(あくまでも私の環境でです。)
ただたまに動いてくれる時のレスポンスはArnoldよりも速い印象~。
ピクチャビューワでのレンダリングは、全く問題ありませんでした。

~マテリアル編集~
非常にシンプルでC4D標準の操作に近い印象です。
Corona専用シェーダの種類はあまり多くなく
テクスチャの色調整用シェーダが見つかりません。
試しに標準のレイヤシェーダ噛ませたらちゃんと動きました!
わかりやすさはOctane以上かも。正式リリース時にどんなスタイルになるか
わかりませんが今後が楽しみです。

~マルチパス~
マルチパスはほとんどチェックするだけの簡単設定です。
私にとって必要そうなパスはほぼ全てそろっていました。

~レンダーファーム~
こちらも正式リリースはまだですので未対応です。
CPUレンダラですし、リリースされれば対応してくれるのではないか
と期待してイます。

~価格~
まだAlpha版で価格設定も無いのですが
3dsMax版を参考に見てみますと
ノードロックライセンス+3レンダーノードで 548ユーロ
年間サブスクリプション 99ユーロ。
かなり良心的。
AdobeCCみたいな月単位のプランもありました。

———————-個人的まとめ———————

慣れ、不慣れな部分もありますのでレンダリング結果の評価はいたしません。。
フォトリアルCGの作成に関しては、多分どのレンダラもイイと思います。

現状仕事ですぐ使用するとなると、、、
ArnoldかOctaneです。まぁ正式リリースされていて所有しているのが
この2種ですので、、。
レンダーファーム使用と安定感を考えると今のところArnoldです!
でも今後Arnoldのライセンス期限(1年間)が近づいてくるのでその後は
非常に迷っています。もう1年は更新しようと思っております。。。
年間契約でPC台数分のライセンス金額は、私には結構な負担となってしまいそうですので。

密かに期待しているのはCoronaRenderです^^
安定さえすれば!です。使いやすさ&価格設定がとても魅力的です!

非常に長い投稿になってしまいました。。。
最後までお付き合いありがとうございました!
少しでも参考か何かになれば幸いです^^

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